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不忍の池から岩崎のお屋敷の煉瓦壁に添って東大行院へと続く緩い坂道。この坂道が”さだまさし”の歌に描かれた「無縁坂」です。森鴎外の作品「雁」に主人公の散歩道として描かれたほうが古いのですが…、歌の印象の方が強いのはしょうがないでしょう。…「♪運がいいとか、悪いとか、人は時々口にするけど~♪」…ところで、母は僕の手を引いて何処へ行っていたのでしょうか?東大病院に通院ですかねぇ?
元々、坂上に『無縁山法界寺』という寺があり、後に『講安寺』移転してきて境内に無縁寺と名付けた庵を建てたのが「無縁寺」の坂道で「無縁坂」の謂れのようです。もしくは松平備後守・榊原・前田(加賀)の武家屋敷に囲まれた坂なので「武縁坂」とも言われるそうです(例によって異説です)。
さてその「講安寺」ですが、無縁坂の北側に位置する山号は専修山で浄土宗のお寺です。本堂の外壁が漆喰で塗りこめられた珍しい土蔵造りになっています。米蔵かと見間違えるくらいの造りになっているのですが、火事に悩ませられた江戸の人たちの防火建築の知恵なんでしょうが…。
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Pt↑)♪母がまだ若いころ僕の手を引いてこの坂を上るたびいつもため息をついた~♪ 煉瓦壁は岩崎のお屋敷です。
Pt↓ 講安寺の山門と漆喰造りの本堂です。屋根の上に”猫”がおりました。
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