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茨城県・霞ヶ浦・茨城県稲敷郡阿見の『予科練平和記念館』」です。「予科練」=「海軍飛行予科練習生」&制度は昭和5年に旧日本海軍が14歳~17歳の若者を選抜し熟練した搭乗員を育てる目的に作られた制度です。実技・頭脳とも優秀なパイロットが養成され、太平洋戦争初期の”無敵の零戦神話”は彼らによるものです。時の経とともに彼らの多くは失われていきます。戦争末期には…【初心者マークのドライバーをポルシェに乗せて高速を走らせるようなもの】…未熟なパイロットばかりになってしまいました。搭乗する航空機も不足してしまい『人間魚雷・回天』やベニヤ・ボート『震洋』・ロケット機『桜花』など、およそ兵器とは呼べないようなシロモノの乗員として多く若い人達が逝ってしまいました。この『予科練平和記念館』には、彼らの日常資料が展示されています。 実際の彼らは、ごく普通の若者たちでした…。 館内は撮影禁止なので外観だけです。
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Pt↓)記念館に隣接して「陸上自衛隊土浦駐屯地」があり、予科練関連の雄翔館と雄翔園ついては自由に見学することができます。♪若い血潮の予科練の~”若鷲の歌”♪は西条八十の作詞とは知りませんでした。雄翔館入口には、学校長であった”山本五十六元帥”の銅像があります。
*土浦駐屯地の屋外展示の戦車や小火器の展示見学は事前予約制となっています
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