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埼玉県に「蔵づくりの街」として知られる川越という街があります。不思議な事には蔵づくりの街並みは年々増殖の傾向にあります。古い商家風にそれらしく新築する工法がすすんだという事ですが…。角館にも同じような事が起きているようです。シダレザクラ”や檜木内川の桜並木は時期的なもの…。風情のある街並みと云っても猫の額のような広さ…。江戸時代の角館は秋田の佐竹氏の出先機関のような地で大城下町を形成していた訳ではありません。武家屋敷にしても、たかだか1500石程度の家では武家と呼ぶには微妙です。近年でも基幹産業に恵まれない貧しい街が先人が残した”古い街並み”を核に観光産業の波にのったのは当然と云えば当然な事ですが…。数年ぶりに角館を訪れたのですが、川越的な変貌には驚きました。その多くが土産屋と意味不明な資料館です。あまりにも整理整頓されテーマパーク的な街並みには”嘘くささ”を感じてしました。30年以上前の話ですが、角館出身の知人に「角館は小さな何もない街ですけど、桜の季節だけは見事なんです…」と聞かされていました。それがなんということでしょう(笑)。昨今は『みちのくの小京都』と称して年間約200万人が訪れる東北屈指の観光地となったそうです。時の流れとは良くも悪くのそういうものなのでしょうね…。
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Pt下左&↑)角館と云えばの武家屋敷街です。が…、距離にしたら300mもありません。
Pt↓中)角館の駅舎です。角館町は平成17年に町村合併して現在は”仙北市”となっています。
Pt↓右)檜木内堤のソメイヨシノは1934年(昭和9年)に後の昭和天皇の誕生を祝って植えられたもので、約2km続く桜並木です。
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