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イバニーズ・タルマン(アイバニーズではありません!)がやって来ました。ヤフ・オクで落札、調整を依頼されたものです。…ギター購入は手に持った瞬間に手に馴染むか否かで、それでも手元に残るか否かは3~6ヵ月使用してみないと判りません。ヤフ・オク購入は見合結婚のようなものでなんかピンときませんが、この「タルマン」の様なギターが出ているのなら捨てたモンではないようです。…「タルマン」は1994年の発表されたシリーズで、なによりの特徴はボディ材が圧縮合板を使用している事でした。圧縮合板…いまでこそ珍しくありませんが、当時は斬新だったのでしょうかねぇ?日本製は¥50000以下で、ピッアップの組合せにより様々なシリーズがあったような記憶があります。要は、面白いギターだが”ヘビメタ・ギター屋”が作ったという感じでした。このシリーズズはどうにも不人気で暫くすると絶版になり、以後再発はされていません。
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このギターが何というタイプか不明ですがヘッド裏には”日本製”と記載されています。リップ・スティク型の3シングル登載で、セレクターは5段階、ジャックはオリジナル形状です。ブリッジはフロートタイプでアーム使用可能です。ボディは小ぶりでショート・スケールに見えてしまいます。出音ですが…。今風ストラトのようでストラトではありません。チュープ・アンプで鳴らすと悪い意味でなくチープな音です。さすがイバニーズ、”おもちゃ”を噛ませなければ使えない事なのでしょう。確かに人気沸騰のギターにはならないでしょうが、この形状は”ブルース系”のバンドにはお似合いかも知れません。
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