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新宿区市谷本庁の防衛省では『市ヶ谷台ツアー』と称して事前申し込みによる見学ツアーが実施されています(月~金の午前・午後の2回、所要時間2時間15分程度)。専任の担当ガイドによる案内があり写真撮影も、指示以外の場所はOKとなっています。Pt↑)は市ヶ谷台を象徴する施設の「旧1号館」。”歴史的建造物”として建物の一部を移築復元した「市ヶ谷記念館」です。右の鉄塔が東京で3番目に高い220mの通信鉄塔です(左は敷地外の一般マンション)。
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140902_02140902_03江戸時代、この地には徳川御三家の尾張家の5万坪に及ぶ広大な上屋敷があり、明治年間には陸軍士官学校、昭和年間には大本営陸軍部、陸軍省、参謀本部と変遷しています。昭和20年には米軍が接収、極東国際軍事裁判(東京裁判)行われています。昭和34年に返還され昭和35年から陸上自衛隊と自衛隊幹部学校が置かれ、平成12年には防衛庁が六本木・檜町から移転してきています。  Pt左右)は記念館講堂の内部です。左は陛下の玉座からの視線で見ています。右は入口から見ています(中央の四角部分が玉座付近です)。さすがに陛下がおいでになる施設だけあって様々な設計工夫がされていますが、説明を聞くと「そこまでやるかい!」の仕上げが多々あります。因みに極東国際軍事裁判(東京裁判)はこの講堂を改装して開かれていました。
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1970年作家・三島由紀夫が自衛隊員にクーデターを呼びかけ割腹自殺を図った事件はPt↓)左の旧陸軍大臣室が舞台となっており、室内の扉部分には刀による傷跡が残っています。Pt中)は当日、自衛隊員に向かって演説をしたバルコニーです。演説の内容はヘリの爆音で殆ど聴こえなかったそうです。 Pt↓右)は行動入口の”防衛庁”時代の看板です。書は中曽根康弘氏のものだそうです。
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