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埼玉在住の方には”運転免許センター”のある町として知られる鴻巣市は、江戸時代には中仙道69次の鴻巣宿として日本橋から数えて7番目(板橋・蕨・浦和・大宮・上尾・桶川・鴻巣)の宿場町として栄えていました。…『鴻巣御殿』は1593年、徳川家康により鷹狩や領内視察などの宿泊や休憩所として一町四反歩(約1.4ha)の及ぶ『鴻巣御殿』建てられ、秀忠、家光の3代に渡って将軍家の鷹狩の際の休泊所として利用されていました。1630年頃を最後として用済みとなり、1682年頃には建物も腐朽、倒壊し、1691年には御殿跡に『東照宮』を祀り空き地状態に…。その東照宮も明治30年代に「鴻神社」に合祀され、御殿跡は民有地となっていました。最近まで鴻巣御殿の場所は不明だったのですが、平成6年の試掘調査によってその一部が確認されています…。 この東照宮は史跡としてイマイチなのか街の観光案内板にも書かれておらず、探すのに大変に苦労しました(笑)。
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と、いうような解説がPt↓左)にあります。JR鴻巣駅から近いのですが、国内最小(?)の東照宮なら知名度があると思ったのですが、地元の方に聞いても”おばさん数人”は知らず、かろうじて”おばあさん”はうろ覚えで知っていました。 Pt↓中)それもそのはず、幅1m程度の路地の奥に鎮座しています。「東照宮入口」との石碑がありますが…。余程注意していないと見落とします。 でPt↑)が「東照宮」です。実際には「熊野神社」となっています。 *鴻巣駅を背にして右手に宝くじ売り場があり、そこから”ひなの里通り”…カラー煉瓦道…を300m程進みます。牛乳店を右折して100mほど進むとPt↓中)となります。
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