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森鴎外、1911年の作品『雁』登場する東大・鉄門と無縁坂です。主人公の東大生「岡田君」はこの近所に住んでいて、散歩コースの「無縁坂」に住む美人妾の「玉ちゃん」と微妙な関係というお話ですが…。やっぱり明治44年の作品なので今風でないのは致し方ありません。この鉄門の場所には江戸時代の種痘所があり、その門扉が板を鉄板で囲い、更に黒くに塗ってあったので、人々は種痘所を「鉄門」と呼んでいたそうです。 後に、種痘所の門扉が東大医学部の門扉となり、医学部正門は本郷キャンパスの全体の正門も兼ねていました。1884(明治17)年に本郷通りに新しく正門が設けられたのを機に、医学部正門が再び「鉄門」と呼ばれるようになっています。現在の鉄門は、東大医学部創立150周年を記念して2006年度に再建されたものです。
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Pt↓中)は無縁坂の由来となった講安寺から坂下方面です。レンガ塀は岩﨑邸です。このお屋敷は金持ちの悪趣味感が否めません。
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