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文京区湯島の麟祥院(りんしょういん)です。森鴎外の『雁』では岡田君の散歩道で「陰気な臭橘(からたち)寺の角を曲がって帰る」…とあります。寺の周囲にカラタチの生垣をめぐらせていたので「からたち寺」と呼ばれていtたそうですが、臨済宗妙心寺派のお寺で山号は天沢山がお寺の名称です。徳川3代将軍・家光の乳母である『春日局』の菩提寺として知られ、”春日通り”の名称も”春日局”に由来しています。春日局の話となると長くなるので別校としますが、面白い話では、埼玉県川越の喜多院内には「家光誕生の間」や「春日局化粧の間」があります。これらの建造物は寛永15年の川越大火で喜多院が全焼したおり、家光の命により江戸城御殿の一部を移設した建物です。その後江戸城が燃えてしまい、結果として川越の街に江戸城の建物が残ったいう事です。この建築資材を運ぶ為に江戸~川越の運河が整備され、後日の川越の繁栄に繋がるのですから大したモンです。
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