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【菅原道真】…政争に敗れ九州に左遷されたのを恨んで、都に雷を落としまくるは、挙句には疫病を流行らせる大暴れ。平将門、崇徳上皇と共に”日本三大怨霊神”の菅原道真が学問の神様に祭り上げられたのは妙な話なのですが…。これ今風にいうなら「褒め殺し」ってやつですねぇ。煽てに煽てて神様に持ち上げておけば「祟りなし」です。菅原道真⇒学問の神様の正体見たりという事です(笑)。これ以上は祟りが怖いです。
さてPt↑は)湯島天神境内の奇縁氷人石(きえんひょうじんせき)です。一石橋で触れた「迷子しらせ石柱」です。柱の右側は「たつぬるかた」、左側には「をしふるかた」と記されていますが、かなり崩した文字が彫られています。果たして江戸の人達はこの文字が読めたのでしょうかねぇ?
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1)満開の白梅の中の”泉鏡花筆塚”です。恩師から妹を嫁にと乞われて同棲中の彼女を棄てるという話はいつの世も”良くある話”です。「別れるくらいなら死ね言ってくれ…」とはいかにも時代です。現代なら殺されかねないでしょう。 2)本殿の屋根には無数の魔よけの猪目があります。間違ってもハートのマークではありません。 3)銅鳥居左の「火伏三社稲荷」です。何故か湯島天神公式サイトにも記載がありません。
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