150410_01
"春に3日の晴間なし”とは良く言ったもので、晴の日、雨の日がオセロ状態になっています。桜の季節も過ぎ、王子・飛鳥山は静かな公園へ戻りました。この公園内には公益法人渋沢栄一記念財団が運営する「渋沢資料館」と大正期の建造で渋沢栄一の旧宅、重要文化財指定の晩香廬(ばんこうろ)と青淵文庫(せいえんぶんこ) があります。青淵文庫は渋沢栄一の傘寿と子爵になったお祝いに贈られた鉄筋コンクリート造2階建ての書庫で、外壁は石貼り、庭に面した窓はステンドガラスで飾られて、建物内部1階は床面チーク材張りの閲覧室、2階は書庫となっていました。
青淵文庫の裏手の目立たない場所に、Pt↑)の「兜稲荷社」が「跡」として朽ち果てた感で残っています。元は日本橋兜町の第一銀行構内にあり、明治30年の第一銀行改築時に現在地に移築されたものです。老巧化により昭和41年に取り壊されましたが、日本橋・兜神社で触れたように、三井家の守護神を向島・三囲神社から分霊、勧請した神社ですから、この朽ち果て放置された状態はいかがなものなのでしょうか…?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
150410_02150410_03150410_04