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靖國神社の近くの千代田区三番町の「東郷元帥記念公園」です。東郷平八郎は日露戦争・日本海海戦(1904年)の司令長官して世界的にも有名な軍人で、渋谷区神宮前の元帥を『神』とする「東郷神社」でも良く知られています。最もご本人は、自分の死後に神格化されるのを極度に嫌っていたようですが…。ここ三番町の公園は元帥が明治14年から昭和9年に88歳で亡くなるまで住んだ屋敷の跡地となるそうです。とは云うものの…屋敷の名残りらしきものは見あたらず玄関先にあったとされる「ライオン像」とPt↑)の碑がかろうじてあるだけです。元々が階段状の屋敷だったようで、下段&中段部分は児童公園(遊具は古びていますが充実しています)となっています。どこからか東郷元帥は子供たちが遊ぶ姿を目を細めてみているのでしょうか(?)。
ライオンの石像は経年変化により足先部分が失われています。 靖国通りから公園に向かう路地道は、大胆にも「東郷通り」となっています。 公園入口の交差点は「東郷公園前」となっています。繰り返しますが、公園内には東郷元帥を偲ばせるモノは殆どありません。
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