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このブログで使用のPtの多くはCASIOのコンデジで撮っています。デジタル写真の欠点と云っても良いと思いますが…。微妙な空気感が写りません。例えばこの「音無親水公園」の画像では、今の時期の公園の”寂寥としたうらぶれ感”が出ていません。実際、桜の季節が過ぎ、川遊びをする子供の声も聞こえず、王子権現の大銀杏もない季節のはざまでは、唯のうらぶれた公園にしか見えません。この公園は小平市を源流とし西東京・練馬区・板橋区・北区と流れ隅田川に注ぐ長さ25kmほどの石神井川が流れを整備して造られた公園です。石神井川はこの付近では「音無川」と呼ばれ、桜や紅葉の楽しめる景勝地だったそうです。音無親水公園は、都内では昭和記念公園、日比谷公園、上野公園、水元公園、代々木公園と同じくする「日本の都市公園100選」に平成2年に選定されているのですが、(社)日本公園緑地協会が選定する他の公園に比べると”おそまつ”は大変なものです。区としての整備管理の荷が重い(できない)のなら100選指定は返上されるのが宜しいかと思います。
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