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王子稲荷神社の先100mほどの「名主の滝公園」です。武蔵野台地の突端の王子近辺にはかって「王子七滝」と称する7つの滝があったそうですが、この「名主の滝」だけが現存する唯一の滝となっていますす。「名主の滝公園」は8mの落差の男滝(おだき)を中心として女滝(めだき)・独鈷の滝(どっこのたき)・湧玉の滝(ゆうぎょくのたき)の4つの滝とケヤキ・エノキ・シイ、そしてヤマモミジが植えられた回遊式庭園となっています。江戸・安政年間にこの近辺の名主だった「畑野孫八」が開いたのが始まりで“名主の滝”の名前のこれに由来します。、明治の中頃に、貿易商の垣内徳三郎の所有となり、塩原(栃木県)の景に模して庭石を入れ、楓を植え、渓流をつくり、奥深い谷のある趣のある庭園として整備ました。その後個人や企業のの所有をへて、昭和35年から東京都により公開されています。台地の斜面に造成された”回遊式庭園”なのですが、思いの外高低差があり落差8m程の「男滝」でも水量が豊富でなかなかの景観です。現在は「区立公園」となっており”桜やもみじ、野鳥や夏の蛍の観察会など、四季折々の自然が楽しめます”とありますが…。 ★入園は無料。09:00~17:00 (7/15~9/15は09:00~18:00)
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