150630_07
JR御茶ノ水駅西口を出て、目の前の交番の脇に『お茶ノ水』の石碑があります。交番脇という事もあり待ち合わせやらの人も多く(今の季節は緑も多く)写真も撮りにくい状態です。現順天堂病院の付近にあった「高林寺」は境内に名水が湧くことで有名だったそうです、徳川2代将軍秀忠公が鷹狩りの際に立ち寄ってお茶を飲んだことから、この湧水が将軍家御用の”お茶の水”とされたのが、地名としてのお茶の水の由来です。ここら付近には他にも「水」に関する石碑があります。「神田上水懸樋跡」は、徳川幕府が江戸の飲料水として多摩川からの上水を建設した際に、神田川の渓谷を専用の橋を懸けて上水を”懸樋”で立体交差させています。現在は懸樋はなく跡地に碑が建てられています。今でも名残がありますが、この近辺は谷が深く流れが緩やかなので台風時などでは増水災害が起きやすいようで、その対策とて水道橋から湯島聖堂横まで分水路が造られたいます。3ッ目のPtはその完成記念碑です。
150630_10150630_09150630_11