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法隆寺・東大寺・興福寺&薬師寺と有名どころが続いて来ましたが、続いて薬師寺のお隣(歩いても行ける)『唐招提寺』です。聖武天皇の招きにより、様々な苦難の末、日本にやってきた「唐僧鑑真和上」によって建立されました。鑑真和上は日本に着いてから5年間は東大寺で聖武天皇・光明皇后・孝謙天皇らに菩薩戒を授けるなどをおこない晩年の10年をこの地で過ごしています。どちらかと云うと煌びやかさの少ないお寺なのですが、金堂に置かれた国宝の薬師如来立像、盧舎那仏坐像、千手観音立像(手が千本ありそう)は圧倒的な説得力があります。Pt↑)はその金堂です。ちょうどどこぞのTVの撮影をしていました。番組名は知りませんがせっかくなので思いっ切り映り込んであげました(笑)。
奈良の街には京都と違ってお洒落な観光地も美味い食べ物が溢れている訳ではありません。昨今は訪れる修学旅行の学生を減少し、それが社寺の拝観料値上げにつながっているようです。確かに”時の流れが醸し出す独特な雰囲気”はある程度の年齢にならないと理解できないでしょう。
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