150917_01
下総一の宮の『香取神宮』は、全国に約400社ある香取神社の総本社です。創建は神武天皇18年(紀元前643)と古い歴史のある神社です。祀神は『経津主大神/ふつぬしのおおかみ』もしくは『伊波比主命/いはひぬしのみこと』で。「軍神」としての性格が強く、武道道場には「鹿島大明神」「香取大明神」と書かれた掛軸が掲げられていることが多い様です。経津主大神は天照大御神の命により鹿島の神と共に出雲の大国主命と折衝の結果、円満に日本国土を譲り受け、その後の国家の建設に力をそそいだとされる神々です。…つまりは、出雲の神がが築いた国を伊勢の神々が話し合いで譲り受けた(脅し取った)という事ですが…  昭和52年に重文指定の本殿は、元禄13年(1700年)徳川5代将軍徳川綱吉により造営されたものです。拝殿・幣殿・本殿の「権現造り」のようですが根津神社の権現造りとは感じが異なります。云わば「変形権現造り」のようです。香取・鹿島は対をなす神社となのですが、面白いことに鹿島の本殿の北向に対し香取に本殿は南向となっています。
150917_02
香取神宮を象徴する建物は、昭和58年に重文指定の朱塗りの『楼門』かも知れません。こちらも本殿と同じ元禄13年(1700年)に本殿と共に建造されています。楼門内の左大臣右大臣像は、正面向かって右が「竹内宿祢」、左が「藤原鎌足」のようです。楼門本殿側には一対の狛犬が置かれています。『古瀬戸黄釉狛犬/こせとおうゆうこまいぬ』という名称で、”阿像”は昭和28年重文指定され、通常切手のデザイン使われています。因みに『香取神宮』の社額も「東郷平八郎」のようです。
150917_06150917_03150917_07