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1921年(大正10年)11月4日原敬首相が丸の内南口の改札付近で暗殺され、1930年(昭和5年)には構内の中央通路付近で濱口雄幸首相が銃撃されています。原首相はその場で即死。濱口首相は、1930年(昭和5年)11月14日、午前9時発の神戸行き特急「燕」に乗車するために東京駅構内を第4ホームを移動中、愛国社社員の佐郷屋留雄に至近距離から銃撃されています。駅長室で輸血が施され、東京帝国大学病院にて、腸の30%を摘出する大手術を受け一命を取り留めてたのですが、この傷がもとで昭和6年8月26日に亡くなっています。二ヶ所の現場には「事件経緯の解説」が設置されていますが、濱口首相銃撃現場の方が人通りも多く判りにくいようです。手前の床面が”現場”で奥の円柱に解説板があります。
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