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1970年代に一世を風靡した建築家に「黒川紀章」がいます。氏の代表作の一つ「中銀カプセルタワービル」(東京・銀座・1972年)は今でも斬新な建物と評価される反面、「なんじゃぁこれ!」の代表ともされ、天才的な建築家の作品であっても40年以上の歳月の経過はとかく残念なものとなりがちのようです。恐らくこの建物も同じ道をたどることでしょう(笑)。工事シートが外され登場したのは”和のテイストに溢れる”浅草観光センターを低予算化したシロモノでした。最初に連想したのは昔の学校の●所もしくは風呂場のスノコです。角度によっては予算をたっぷり作品の”歌舞伎座”が視界に入るのも益々残念さを強調します。ホームセンターで購入した板切れを貼りつければ”和のテイスト溢れる”なんでしょうかね(爆笑)。ここでも「オシャレ風だが安っぽい伝説」は生きていました。東京オリンピック大丈夫なんですかね(笑)。
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