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JR駒込駅から旧古河庭園方向へ本郷通りを下った『霜降銀座商店街』です。内田康夫氏の小説の主人公・本業はルポラーターで何故か名探偵の「名探偵★浅見光彦の住む町」と設定されています。何人もの役者が演じ、TVドラマシリーズも放送されていました。PT↑)が本郷通り側の「霜降銀座商店街」の入口です。「し」の字が日陰で見えませんが、中央のユルキャラは「しーちゃんマーク」だそうです。商店街自体はここから約250mとさほど大きくはありませんが、これを『銀座』と言い切ってしまうのはかなり大胆ですが、雰囲気的には「下町商店街的感」に満ちています。
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JR駒込駅寄り、女子栄養大駒込キャンパス近くの「妙義神社」です。「勝負の神、縁結びの神」として信仰されているとあり、日本武尊東征の際、陣営を構えたされる豊島区最古の神社だそうです。後に太田道灌が戦勝を祈願し勝利を収めたことにより勝負の神となったようです。日本武尊&太田道灌の両者は江戸時代以前からの東京の神社縁起には度々登場してきます。残念な事に昭和20年(1945)の空襲により社殿・社務所や太田道灌奉納の剣や道灌像などは焼失しています。
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さらにJR駒込駅寄りの妙義坂に面して「駒込妙義坂子育地蔵尊」が祀られています。失礼ながら地蔵尊となるとどうしても格下で道端で素朴に佇むという感じなのですが、この地蔵尊は立派なお堂が造られています。解説文を読むと寛文8年(1668)の創建とされ戦前には70坪の境内地で節分や縁日には賑わったとあります。珍しいのはセーラー服におかっぱ頭の二人の少女の供養碑があります。昭和8年(1934)に付近で交通事故で亡くなった少女を供養する為に建てられたものです。
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