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虻田郡・倶知安町(あぶたぐん・くっちゃんちょう)。北海道難読地名の10指には数えられるでしょう。札幌からニセコ方面への通過町でスキー以外では内地の人は訪れないと思います。蝦夷富士と称される「羊蹄山」の姿が美しいのですが、如何せん雲が・・。誰の仕掛けなのか「北海道遺産」なるセレクションなんてのががあり、2004年の第2回選定ではめでたくニセコ地区は「スキーとニセコ連峰」として登録されています。北海道でも豪雪地帯とされ、あと数日でPt↑)も雪に埋もれニセコスキー場が賑わう季節がやって来ます。
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「北海道遺産」となるとお隣の虻田郡・京極町(あぶたぐん・キョウゴクチョウ)には、羊蹄山に降った雨や雪解け水が濾過され、長い時間を経て流れ出る「京極のふきだし湧水」があります。1日の湧水量は8万トン、30万人の生活水が賄える量で、環境庁の「名水百選」にも選ばれています。ところで・・。「北海道遺産」には自然の景観や建造物のほかラーメンやジンギスカンまで選定されており「なんでも選定」の感が漂います。Pt↓)に何気に立ち寄った「倶知安神社」です。明治年間に倶知安原野に入植した人達の鎮守として祀られ現在に至っています。こういう神社の歴史こそ遺産だと思うのですが・・。
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