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JRお茶の水駅ホームから神田川を挟んで「日本の学校教育発祥の地」とされる『湯島聖堂』があります。特には独特な『大成殿』は日本らしからぬ建造物の感があります。興味を持つ人はそうは多くないと思いますが、屋根上には珍しい姿をした聖獣達が大成殿を守っています。猫のようで猫でない『鬼龍子/きりゅうし』と称する顔は猫科で腹部には鱗がある「猫+蛇」の聖獣が睨みをきかせています。その上方で頭から水を噴きあげているのが、鯱の原型と追われる『キギントウ』と称する水の神です。中国発祥系の聖獣には驚かされます。
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『湯島聖堂』は徳川5代将軍綱吉が儒学振興のため、上野忍ケ岡の林羅山の孔子廟と家塾を移転したのが始まりです。将軍綱吉となると「生類憐みの令」が有名ですが身体的コンプレックス(小人病?)により学問に走ったとも云われています。寛永年間には「昌平坂学問所」が開設されるなど、ここは幕府人材養成の場となっていました。現在の大成殿は関東大震災で焼失し昭和10年に伊東忠太の設計で再築されたものです。
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