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続きです。Pt↑)は明治45年(1912)製の「丸型庇付ポスト」とあります。回転式ポスト故障が多かったため、明治45年に回転板を取り外し、差入口に雨除けの庇と郵便物盗難防止の弁を付けた仕様に改良されています。差入口廻りの”丸いデザイン”は回転式の名残りで、その伝統は昭和24年(1949)の1号丸型ポストに受け継がれています。
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さすがにこれは存在すら知りませんでしたが…。昭和4年(1929)の4月に航空郵便制度が施行され、伴ってPt↑)の細身の航空郵便専用のポストが東京、大阪、福岡に設置されました。塗装も赤色からスカイブルーに変えられ、青系の塗装は後年の速達専用ポストに引き継がれたそうです。
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お次は、昭和9年(1934)にかさばる郵便物が投函しやすいように改良されたポストが登場しました。差し出口が大きく広がる構造で定期刊行物、新聞。書籍の投函に対応しています。
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「郵便差出箱1号丸型ポスト」が登場したのは昭和24年(1949)なんだそうです。ようやっとお馴染みの形、いまだ現役で活躍しているポストです。このポストの特徴は上部と下部が別構造となっており、設置場所の状況により取り出し口の向きが変えられるようになっています。大宮の博物館に展示されていたポストがまさにこの詩型になっていました。