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高知へ行ったら室戸岬と足摺岬を制覇と考えていたのですが、高知市からだと行きつ戻りつ大変な距離となります。で、室戸岬を却下して足摺岬へ向かいました。高知市内から約3時間の行程をひたすら走ります。道すがら四万十市あたりで名高い四万十川が登場するのですが、正直なところ日本国中で良く見かける「風景」であってそれほどの感慨はありませんでした。
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土佐清水の町を過ぎるころから、今回の行程では初めての晴天となってきました。ようやっとデジ1の12㎜レンズの出番がやって来ました。駐車場から徒歩数分で岬の展望台に出ます。以前にはこの地が極楽浄土への入口だと表現する小説により自殺者が急増したなんてこともありました。
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約80mの断崖の下は黒潮の海です。足摺宇和海国立公園に属し、ミシュラン・グリーンガイドでは「足摺岬」と「足摺岬からの眺望」がそろって二つ星★★と評価されているそうです。ここからの視界はどの位あるのでしょうか?地球が丸いのが実感できるとはこの景色です(笑)。足摺岬だけは本当に晴れてよかったと思います。ただ暑さは飛びぬけていましたが・・。
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展望台入口の広場には、太平洋を向いてジョン万次郎こと中浜万次郎の像ありました。土佐清水市中浜に生まれ14歳のころ漁に出て遭難、アメリカ船に救助されるて波乱万丈。紆余曲折ののすえ漂流から11年目に帰国、後日米の架け橋となる幾多の業績を残したというお方です。蛇足ながら土佐清水商工会議所では「ジョン万次郎」の生涯を大河ドラマにという活動をしています。