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司馬遼太郎&彼の作品が嫌いという訳ではありません。彼の作品の人物像が作者の好き嫌いで書かれている事、何より司馬作品を読んで単純に「史実と混同する輩」、TVをドラマを見て子供に龍馬と名付ける親の感性が苦手です。司馬作品の『坂の上の雲』は松山出身の秋山兄弟+正岡子規の日露戦争時代の歴史小説です。ここ松山城の城下にはNHKの臭いがする「坂の上ミュージアム」と財団法人の「秋山兄弟生誕地」の2つの施設があります。「秋山兄弟生誕地」は平成17年1月に公開された記念館で、生家は、彼らを知る人達の記憶により復古された家です。
【Pt↑は兄:好古の乗馬像で、目線の先、Pt↓)は弟:真之の像です】
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貧しい下級武士の家に生まれた秋山兄弟は、「生活費も無料&小遣付き」という事で(違うでしょうかけど)軍人の道を歩むこととなります。そして日露戦争・・。兄の好古は日本初の騎兵部隊をして世界最強の「コサック騎兵」と戦い、弟の真之は日本海海戦で東郷元帥の参謀として活躍します。小説『坂の上の雲』は「サンケイ新聞」に1968年~1972年に連載されていました。作者の個人的な”乃木希助嫌い”など史実とは異なる点も多々ありますが、『小説』としては群をぬく面白さです。兄・好古は退役後、故郷松山で教職に就き、昭和5年11月に東京で亡くなります。弟・真之は退役後宗教家となり大正6年に小田原で49歳で亡くなっています。日本海海戦時で魂を燃焼しつくしたのかも知れません。Pt↓)は友人の正岡子規。「野球」という言葉を造った縁で道後温泉の像はユニフォーム姿です。
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