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【四国・広島シリーズの最終回です】。北島三郎が ♪北の町から来たよ 潮風にふかれて来たよ あヽ尾道♪ と歌った「尾道の女」が1966年。大林宣彦の尾道三部作、「転校生」が昭和57年(1982)。「時をかける少女」が昭和58年(1983)。「さびしんぼう」が昭和60年(1985)。いやはや遥か以前の曲や映画の記憶となりました。今はこの三部作を知っている人の方が少ないでしょう。さらには文豪、志直哉や林芙美子の生まれ育った街と云われても・・。久々の”尾道の街”は時の流れが超ゆっくりのようです。
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なんとこの日は商店街の休業日で店という店が休業で残念至極でした。汗だくになって記憶をたどってでの街散策も苦行です。Pt↑)斑点模様の伸びきった猫は動くのも面倒といった様子です。「尾道・猫の街」と紹介されても彼らには彼らの都合があり、この暑さは猫には冗談ではなく過酷です。猫は肉球でしか汗をかないので、惰眠をむさぼるどころか涼しい場所を見つけて体力を温存しています。これが真夏の猫の正しい姿です。「猫の細道」に猫がいないのは至極当たり前です。
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