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雷門から仲見世を抜け宝蔵門を仰ぎ見るあたりまで来ると左側に「三宝荒神堂」の幟が林立しています。このお堂には「仏法僧」の三宝および伽藍の守護神で日本仏教特有の仏神が祀られています。「三宝荒神堂」は「荒神さま」とも言われ、仏法僧の三宝の守護神⇒不浄や災難を除去する神⇒”かまど神”として祀られ、転じてかまど⇒台所⇒家計⇒家計の守護神となっています。礼拝方法も【一礼・三拍手・一礼でお札は仏壇ではなく神棚に祀る】作法ようです。
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そのお隣が「浅草不動尊」、関東三十六不動霊場の22番目の天台宗のお寺「宝光山大行院」です。Pt↑)は、厄除け、開運、虫封じにご利益のあるとされる「なで仏」です。膝やら肩やらに持病を抱える人達が病気平癒を念じて撫でいるようで、ピカピカに磨かれています。実は「三宝荒神堂」と「浅草不動尊」は「浅草寺」とはまったく別のお寺なのです。まぁそれをわざわざ表明する必要性はないのでしょうが【あまり知られていない浅草寺】といってもよいでしょう。
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