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北海道の峠には”なるほどの名称”が多々あります。日高と十勝の峠は「日勝峠」、釧路と北見の峠は「釧北峠」。石狩と十勝の峠が「狩勝峠」。ここ「石北峠」も石狩と北見の峠です。峠を越えれば石狩ですが札幌はまだ遥かなたです。天気晴朗なれど風強しの展望台に立てば、北見國が遠望できます。北見駅まで68㎞。北見市の外れまで110㎞。そして峠の標高が1050mです。足元に若干の雪がある程度ですが後、数日もすれば雪が積もり交通の難所となります。
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峠を下ると石狩川に沿って全長約24㎞の断崖絶壁が続く「層雲峡」です。大雪山の噴火により堆積した溶結凝灰岩が川の浸食により形成された柱状節理で断崖を構成しているのですが落石や崩落の危険性が高く、安全のためトンネル迂回路が造られました。これにより昔は見られた絶景の多くが見られなくなってしまいました。Pt↑↓)は層雲峡を代表する名瀑「銀河の滝」と「流星の滝」です。紅葉こそ終盤ですが、2年前と違い道路には雪はなく、結氷もありません。あと数日です・・。
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