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日頃は港区・千代田区の仕事が多く杉並・世田谷方面にはどうしても縁が薄くなりがちです。今回訪れたのは杉並区の『馬橋稲荷神社』です。JR中央線・阿佐ヶ谷駅下車徒歩10分程(高円寺駅からでも同じくらいです)。ここらも農道の跡なのでしょうか、狭く曲がりくねった道なので方向がイマイチ掴みにくいようです。住宅街にいきなり朱塗りの鳥居が現れます。一の鳥居から参道が150mほどで随身門。大きな鈴が吊ってあります。そして本殿へ・・。正直、杉並区にこれほど素敵な稲荷社があったとは驚きです。参道の並木が冬枯れているのは残念としても、長い年月地元の人達に寄り添ってきた神社の姿が感じられます。
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創建は鎌倉時代末期とされ旧馬橋村の鎮守で、ご祭神は宇迦之御魂 神と大麻等能豆神です。現在の社号は昭和40年の住居表示改正により「馬橋」の地名が消滅するのを憂いて『馬橋稲荷神社』に変更されそうです。Pt↓)の一の鳥居&二の鳥居、さらに二の鳥居には判りにくいのですが、高さ8mで見事な昇り龍と下り龍が彫られています。なんでもこの馬橋神社、品川神社ともう一社にしかなく”東京三鳥居”といわれています。拝殿の神使像には「願掛けキツネ」が多数ならんでいました。
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