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1683年1月25日、現文京区の大円寺からの火災は本郷、お茶の水、神田と広がり隅田川を超え両国、深川まで燃え広がり、焼失した大名屋敷は75、旗本屋敷が166、寺社95、数多くの町家が焼失。死者の数は約3500名以上が「天和の火災」と呼ばれる大火事です。この火事の最中に出会った男と再会したい一心で放火事件を起こしてし死罪とされるのが「八百屋お七」のお話なのですが、実際はこのストーリーは戯曲作品としての創作のようです。
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文京区白山の円乗寺には、八百屋お七の墓が寺の住職、役者、近隣の人々による3基(も)あります。奉行による未成年なら遠島、成人なら火炙りの話も鶴屋南北の「好色五人女」での創作です。近くの大円寺にはお七の罪業を救うための「ほうろく地蔵」の寄進がありますが、いつの時代もお話と事実の区別がつかない輩はいるものです。実際の火炙りの刑は躰に可燃物を巻きつけ頭から油をかけ一挙に燃やし尽くす方法のようです。”見せしめの為”の処刑なので残酷極まりありません。