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湯島天満宮(旧湯島神社)は、雄略天皇2年(458年)に勅命により天之手力雄命(あめのたぢかおのみこと)を祀る神社として創建された古社です。この神様は天照大神が天岩戸に引きこもった際に岩戸をこじ開けた方で「戸隠神社」のご祀神です。春日通りからの階段を登ると本殿裏に「戸隠神社」がひっそりと鎮座しています。天神さま(菅原道真公)は後に合祀された神様なので、つまりは創建者を追い出して居座ったとも云えます。まぁ怨霊神日本代表でもあり、江戸時代は富籤の興行で賑わうようになり天神人気で主客が転倒したのかも知れません。ご祀神の入れ替わりは良くあることなのですが、本殿屋根の鰹木数が奇数で千木先端が縦切れの男神、若しくは伊勢神宮外宮造りなのはこの辺りの事情なのでしょうか?
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奇妙と云えば奇妙なのが、銅鳥居側にある稲荷社です。境内社としては「戸隠神社」と隣の由来が良くわからない「笹塚稲荷」は湯島天神の境内案内図にあるのですが、この「天三火伏三社稲荷」に付いては湯島天神境内図に記載がありません。狐像が最近のデザインの姿だったり、賽銭箱が設えてあったりで”ほったらかし稲荷”では無いようです。”火伏”を名乗っていることから 商人家や大名屋敷内の屋敷神なのでしょうが・・。
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