180506_01
都内屈指の急坂地帯にある妻恋神社に久々にやって来ました。神田明神を地上5階とすると1階まで下りて3階まで登るという位置関係になります。元宮はもう少し湯島天神よりだったらしいのですが、神田明神と湯島天神の中間でがら「妻恋」の名に相応しい伝承を持つ神社です。日本武尊東征の途中で弟橘媛命海に身を投げて海神の怒りを鎮めたという事件の後年、この湯島の地に滞在し妻を慕う日本武尊に心にうたれた人々により創建されたのがのが神社の始まりとあります。日本武尊が湯島に滞在したという伝承もはなはだ疑問ですが、根津には日本武尊創建の根津神社があるのですから関連した何かがあるのでしょう。
180506_02
その後に”倉稲魂命を祀る稲荷社が創建されているのですが、この稲荷社は江戸時代には「関東惣社・妻恋稲荷」と呼ばれ「王子稲荷」と並んで格式の高い稲荷社だったようです。今では想像できませんが「関東総社」とあるくらいですから多くの参詣人で賑わっていたのでしょう。神社では正月の縁起物として木版刷りの七福神&宝船の「夢枕」が人気だったようですが、東京空襲で焼失したと思われてた元版木が見つかり”幻の夢枕”がめでたく再発売となったそうです。
180506_03180506_04180506_05