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神社の呼称を「社号」と称し、神宮・大社・神社などがあります。元々は明確な基準はなかったようですが明治年代に神社を国家が管理するようになると社号についての公認が必要となっていました。第2次大戦以降は神社は国の管理を離れ社号についても自由裁量となっています。「大社」の呼称については明治以前は出雲大社(いずもおおやしろ)と熊野大社の2社のみで、明治以降昭和20年までは出雲大社のみでした。現在は同じ名前を有する神社の総社(支店に対して本社のようなモノ)を「大社」と称するようです。現在「大社」は全国で24社しかありません。
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福岡県宗像市の「宗像大社」は24大社の1社で、全国に7000以上ある宗像神社、厳島神社、宗像三女神を祀る神社の総本社となります。さらには沖ノ島の神津宮(田心姫神)・筑前大島の中津宮(湍津姫神)宗像の辺津宮(市杵島姫神)の3社の総称でもあります。辺津宮から中津宮までが11㎞。沖ノ島の神津宮はさらに約50㎞先という壮大なスケールに神社なのです。とくに神津宮の沖ノ島は島自体が田心姫神のご神体で「海の正倉院」と呼ばれる文化財の宝庫です。2017年には【神宿る島、宗像・沖の島と関連遺産群】としてユネスコ世界遺産に登録されています。インチキ臭い萩の街や悲惨な状況に陥った岩見銀山のようにはならないで欲しいものです。
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