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『祐徳稲荷神社』は九州の神社では大宰府天満宮に次いでの参拝者数です。いずこも商売繁盛と学業成就は参拝者が多いようです。1931年までは参拝者用の「祐徳軌道」が門前まで轢かれていたそうで、神社参拝も娯楽の1つだったのかもしれません。ご祀神は倉稲魂大神。大宮売大神、猿田彦大神、伸令使命婦大神、萬媛命で衣食住、商売繁盛、家運繁栄として崇敬されています。Pt↑&↓は舞台上の本殿です。朱の色や極彩色の社殿はとても美しく感動すら覚えます。日本三大稲荷(!)なのも納得です。
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創建は1687年(貞享4年)鹿島藩々主鍋島直朝夫人の萬子媛が輿入れの際に持参した神鏡を祀る社殿を建立。萬子媛の死後は萬子媛の諡から「祐徳院」と呼ば、明治の神仏分離令により仏教色を廃し『祐徳稲荷神社』に改称しています。現在の社殿は昭和24年に焼失した後、昭和32年の再建です。舞台上から見た景色です。本殿は左階段が登り、右が下りで、エレベーター(有料)も備えてあります。嬉しかったのは参拝者休憩所の冷房が充分にきいていたことです(笑)。
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