和布刈神社の後方の壇ノ浦を眼下にする和布刈展望台には「源平壇ノ浦合戦壁画」と合戦の解説板があります。1185年4月25日に眼下のごく狭い海峡で源氏と平家の「治承・寿永の乱」の最後の戦いが繰り広げられました。この狭い海峡に平家軍は500艘の軍船を擁し対する源氏軍は840艘の軍船が激突した訳です。実際の船上はもっと右方向のようですが、数の上では有利でも海戦に慣れてない源氏には不利な状況で、開戦時は潮の流れが(左~右)と平家に有利な状況でしたが、時間が経つと潮の流れが逆転、まさかの平家の壊滅状態となってしまいました。勘違いされるのはこの戦いで平家は政治的な拮抗勢力としては壊滅しますが一門の血脈が途絶えた訳ではありません。
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