180916_01
下関の『住吉神社』です。大阪の住吉大社、博多の住吉神社とともに「日本三大住吉」の1社に数えられたいます。この日本三大なんたらの多くが残念な結果に終わりがちですが、長門の国一之宮でもこともあり福岡への道すがら予備知識もなく立寄ってみました。駐車場から本殿へ向かうと、神域の雰囲気が”ちょっと待ってよ”の感じになっていきます。記憶をたどってもこんな形式の社殿など見たことがありません。
180916_02
PT↑)のように本殿は五つの社殿が連なっています。この社殿は応安3年(1370)なんと室町じ時代の造営で、昭和28年に国宝にされています。第一殿には表筒男命・中筒男命・底筒男命の住吉三神、第二殿には応神天皇、第三殿には竹内宿祢命、第四殿が神功皇后、第五殿には建御名方命(タケミナカタ命)の神々が祀られています。この社殿の形式を「九間社流造」というのだそうで、本殿の第三殿の手前にある拝殿は、室町時代・天文8年(1539)毛利元就の寄進により造営され、昭和29年に国指定の重要文化財です。他にも楼門が国登録の有形文化財などと驚きの連続です。
180916_03
創建は日本書記・神功皇后の時代まで遡る古社で、住吉三神にしても大阪住吉大社は「和魂」を祀るのに対し下関は「荒ぶ魂」を祀ると性格が異なっています。第五殿の出雲国譲りで建御雷神との力比べに敗れた諏訪大社の「タケミナカタ命」が祀られているのは、なにか唐突の様な気がしてなりません。
180916_06180916_04180916_05