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札幌市厚別区・江別市・北広島と広大な敷地面積の「道立自然公園野幌森林公園」にある『北海道博物館』です。同公園には北海道の歴史的建造物をメインとした「北海道開拓の村」もあるのですが、両施設は3分/車ほど離れています。昭和46年(1971)に開道100年を記念して開設の”北海道開拓記念館”を前身として平成27年(2015)に”北海道立アイヌ民族文化研究センター”を統合して『北海道博物館』としてリニューアルオープンしています。前回訪問が2011年だったので愛称”森のちゃれんが”としてはお初となりました。
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自然の景観や重要文化財、世界ジオパーク認定と恵まれている北海道なのですが、「国宝」は函館の「函館市縄文文化交流センター」にある昭和50年に函館市市内で発掘された『中空土偶』が唯一のモノです。以前に土偶を見に函館まで行ったのですが、その10日後に東京国立博物館で展示される予定になっていて悔しい思いをしたことがあります。この愛称「茅空」土偶は人気者らしく出張が多いようです。もちろんこれはレプリカです。展示内容では散逸の傾向にあるアイヌ民族文化関連を統合したのは良いことだと思いますが、囚人達の強制労働による「負」の開拓史にや獣害に関するあたりがの展示は殆どありませんでした。
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