181105_07
札幌から1時間30分ほど、旭川に向かう途中に三笠市はあります。この「三笠」はこの地に「空知集治監」があった時代に”三笠山に似ている山”があるからで名付けられたようです。この地から1億年前のアンモナイトの化石が発見され、調査では5000万年前の石炭層と1億年前のアンモナイト地層が分布している地域であると判明しました。三笠市は日本ジオーパークに認定されてていますが、アポイ岳で触れたようにジオーパークには「日本認定」と「世界認定」がありその差は歴然としているようです。観光的には札幌市に近い三笠市の方が利があると思うのですが…。
181105_09
三笠ジオーパークを構成する『三笠市立博物館』の展示です。外観はごく普通の博物館ですが、天然記念物「エゾミカサリュウ」の化石をはじめ、収集展示された3000点を超えるアンモナイト化石群には見ごたえがあります。他にも炭鉱採掘資料や空知空知集治監、三笠出身の有名人資料などが展示されています。アンモナイト化石が目的ではなかったのですが予想に反して楽しめた博物館した。
181105_08181105_10181105_11