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新宿区北新宿の『鎧/よろい神社』です。北新宿の住所に惑わさるものの鎮座地はJR大久保駅と東中野駅の中間あたりです。昔々は農道だったのでしょうか細く曲がりくねった道ばかりでGPSがないと辿り着くのも往生します。神社は住宅密集地に忽然と鎮座しており、空気感すら異なっている感があります。祀神は日本武命・大己貴命(大国主)・小彦名命の3柱と平将門となっています。社歴では醍醐天皇の世、円照寺(真言宗豊山派)が創建、寺の鬼門封じの為の鎧大明神が造られたとあります。日本武命の東征の時に、この地に甲冑武具を埋めたとの伝承があり、さらに天歴年間には平将門の鎧を埋めたとの伝承もあります。
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崇徳上皇・菅原道真・平将門は日本三大怨霊といわれ、朝廷に対し反乱を起こした平将門は鎮圧されて京都で晒された後、バラバラになりながらも関東へ飛んできたとの伝承があり、関東には将門の首やらが落ちた「大手町の首塚」、靖国神社近くの「筑土神社」。浅草の「日輪寺」など将門伝承の寺社が数多く存在します。『鎧神社』にも将門の「鎧」を埋めたとの伝承があります。将門伝承も興味深いのですが、Pt↓)の摂社「天神社」にある狛犬が不思議な姿をしています。新宿区指定有形民俗文化財の案内板には「狛犬型庚申塔」との解説があるのですが、見ようによっては「猿」に見えます。タイトルは忘れましたが「宗像教授史」作品では「猿」と想定して話が展開していました。
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