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面影橋を渡り鬼子母神方面への坂道(宿坂)を歩きだすと新宿区から豊島区に変わります。ほんの数m進むと「高田氷川神社」があります。関東の人には身近な氷川神社ですが、高田氷川神社のご祀神は『素盞嗚命』とあり『奇稲田姫』を祀る下落合氷川神社が女体神社に対しこちらは男体神社であったようです。過去に大問題でもあったのでしょうか(?)鳥居下には【御神域の清浄を保つため無断写真撮影・ペットの入場・自転車等の乗入・喫煙を禁止します】の表示があります。写真撮影の礼を知らない人がいるとしても【無断撮影禁止】とは…。とんでもなく社格が高いようです。
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高田氷川神社から数歩距離に真言宗の「南蔵院」があります。このお寺はが初代・三遊亭円朝の代表作である怪談・乳房榎の舞台として知られています。「怪談・乳房榎」は絵師の菱川重信が南蔵院での龍の天井画で多忙の折に、妻のおせきが弟子といい仲になり、2人の共謀で菱川重信は殺害されてしまいます。重信の遺児の真太郎は榎の樹液を食して成長、重信の幽霊と一緒に仇を討つという話ですが、牡丹灯籠や真景累ケ淵との怪談話三大作です。
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江戸のお不動さんとなると「目黒不動」が有名ですが、この不動尊は「江戸五色不動」といわれ、江戸寛永年間の中ごろ3代将軍・家光が天海僧正の具申により江戸市内の江戸城鎮守のため目黒・目白・目赤・目青に目黄を加え「五眼不動」としたものです。真言宗・金乗院の境内にあるのが五不動のうち「目白不動」です。とはいっても元は文京区にあり昭和20年の戦火により寺が消失、この地に移って来たようです。境内には将軍のご落胤を語って江戸幕府にテロ行為を仕掛けた「油井正雪の乱」の片割れ槍の名人「丸橋忠弥」の墓があります。
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