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小田原城址内の「報徳二宮神社」は二宮尊徳翁(金次郎)を祀る神社です。Pt↑)は翁の金次郎時代の姿で「薪を背負って本を読む姿」は見かけた記憶があるかも知れません。この”歩きスマホ的姿”は現代なら危険すぎると非難を浴びるでしょう(笑)。案内板によると【昭初期頃から全国の小学校に向けて約1000体が作られたが戦時中に供出され、今に残る高さ1mのブロンズ製はこれだけ】なんだそうです。そういえば佃島の住吉神社や新宿の花園神社の像は石制だったような…。
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この二宮尊徳翁は農政の改革による財政の再建という功績なのですが、申し訳なにのですがあまりピンとくるお話ではありません。この薪&本の像にしても「山に立ち入って薪を拾い集め海辺で販売する道すがらの姿」という話もあり、そうなるとすばしっこい小金稼ぎをしていたようです。当時の施政の考えとして尊徳翁の様なヒーローが必要だったのかも知れませんが、全国の小学校に銅像が造られるまでの功績とはとても思えないのですが…。
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