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静岡からの帰路に小田原駅で途中下車、小田原城址公園へ寄って見ました。新幹線の車窓から見ることは有ってもかれこれ10数年振りです。考えてみると再建モノながら東京から一番近い天守閣の建物なんですねぇ。ここ小田原の街は江戸(東京)より1400年代からと遥かに歴史のある街で小田原城の築城にしても1417年(応永24年)との説があるようです
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上杉氏、北条早雲、大久保忠世、稲葉正勝らにより改修が加えられ、現在の天守台の姿は1960年(昭和35年)に鉄筋コンクリート構造で再建されたモノで、江戸中期の小田原城の姿を極力再現しているそうです。EVこそありませんが、天守内の歴代の城主や小田原攻めの資料はなかなかの充実ぶりです。最上階からは太平洋や箱根の山々石垣山城が見渡せ、小田原駅や市街地の方角は北条氏の時代には城郭内側だったようで、この城がいかに巨大だったのかが偲ばれます。天守内に”全国「天守」高さ比べTOP10”なる展示があり小田原城天守は27.2mの7位なんだそうですが、江戸城の家光の天守が現存していれば約60mですからかなりの差があります。
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