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餃子の街、宇都宮で車を借りて奥日光湯元までいってきました。10月だっていうのに宇都宮で30℃、日光湯元で26℃というふざけた温度です。知らなかったのですが昭和29年(1954)に日光町と小来川村が合併して日光市に、平成18年(2006)に今市市・足尾町・藤原町・栗山村と再合併してやたらと広い「日光市」になっていました(苦笑)。さらに栃木県日光市から群馬県沼田、草津を経て長野県上田市までの約320㎞を日本国内でドイツ的景観を持つ「日本ロマンチック街道」と称するんだそうです。「日光けっこう」の時代からすると大違いです。
「湯滝」は日光白根山麓の湯の湖から流れ落ちる幅25m、落差50mの滝です。この流れは戦場ヶ原の「龍頭の滝」を経て中禅寺湖へ、さらには「華厳滝」となります。奥日光の三名瀑の湯滝・龍頭の滝・華厳滝の源流は同じという事です。湯滝の観瀑台にはクマに注意の!看板があります。マイナス・イオン溢れる環境ですがケモノ編も数多くいそうです。それにしても環境維持の費用捻出もあるのでしょうが駐車場が¥500とは恐れ入ります。
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日光湯元温泉には30数年前はスキーでよく来ていました。ゲレンデはファミリー向けながら、寒い地区なので雪質は良かったのと温泉がやたら熱かったと記憶しています。残念ですがご多分に漏れず地域の老巧化、過疎化が進んでいます。例年だったら10月となると紅葉が始まる時期なのですが。この日は「26℃!嘘だろうの奥日光」です。立寄ったのが「日光湯元ビジターセンター」です。ここは北海道にある施設並みに充実しています。「アーネスト・サトウ」や「イザベラ・バード」の展示まであり、改めて明治初期の彼らの行動力には驚かされます。
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