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幾寅から先トマムICから道央高速で帯広芽室IC、さらに無料高速を走り忠類へ向かいます。無料高速区間は大樹町まで開通し帯広JCT~忠類は約20分程短縮となります。昨晩の地元ローカルニュースで「忠類で発見された化石たち~忠類ナウマン象化石の里帰り」の特別展が開催されているのを知りました。ナウマン象記念館の存在は知っていましたが、いつもは隣の「ナウマン温泉」へよ寄るばかりで入館したことはありません。せっかくの機会なので立寄ってみました。平日の午後の事なので予想通り見学者は誰一人おりません。
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Pt↑)は館内展示の全身骨格ですが当然レプリカです、足元に横たわっているのが今回里帰りした牙部分の化石で殆ど黒色です。ナウマン象化石は昭和44年(1969)7月に博物館から数キロ離れた場所で農道の工事中に骨格の70%以上の47個の化石が偶然に発掘されかなりの話題を集めました。発掘から50年を経過した今年、特別展として里帰りとなったようです。聞くところによると普段は札幌の博物館のそれも倉庫に保管されているようなので一般公開としては貴重なのです。象の化石の記念館とはパットした印象は受けませんが、見学してみるとこれがどうして”数万年前の北海道にはこんな輩がウロウロしていたのか””と感慨深いものがあります。
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