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今年(2019)の夏に西新宿の某店から発売されたのがPt↑)左の「Rolling Stones 1969」です。いまさら「ネタ切れで苦しまぎれか!」と思いきや1969年USツアーのアチコチの極上音源を纏めた内容です。続いての企画が「More Philadelphia Special」。Moreが付くだけに聴きなれたPhila Speとは違う音源ばかり!。さらに次があの「Lacerated」で、イントロの4小節を繰り返す78年の"Tubling Dice"はDisc 1 ではリフ5回で(1:17)で演奏は1カッコで歌はBメロへ(Pee音の原因か?)。Dice 2ではイントロを繰り返して、リフ頭で”Hey”と云っても入らず2小節目から入る妙な展開。メンバー苦笑した顔が目に浮かびます。最新作が「Voodoo Lounge 1994-1995」ときました。重箱スミ的作品ですが頬が緩む音源ばかりで自分的には2019年の大傑作です。
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感心するのがアチコチの音源を集めて纏めた割には違和感が極めて少ないのです。オフィシャルでBrusssels73やSome Girlesがある時代によくやってくれました(Giftの KBFH 3cdだけは良く判りませんが)。Pt↑)は古くからのマニアには常備品のようなモノで、TSPのPhila SpeのⅠとⅡ、VGPのPhila Spe。「Handsome Girls」の衝撃は大変なものでした。70年代のStonesスピード感は圧倒的なんですが、今聴くとミック・テイラーは上手ですが明らかに弾きすぎです。これでは遅かれ早かれ馘だったでしょう。Phila Speの裏ジャケ、アンプ上にはビール・コーラ・ジャック・ダニエル(ケンタッキーとうもろこしウィスキー)たまらない写真です。