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映画”跳んで埼玉”では東京都との県境の荒川岸には関所があったようですが、実際はありません(笑)。JR川口駅前に2020年3月迄の限定で忽然と現れたがPt↑)の1964年東京五輪の聖火台です。この聖火台は1958年のアジア大会に向けて川口の鋳物師・鈴木万之助氏らが造ったものです。東京五輪でも使われ旧国立競技場解体後は撤去され宮城・岩手・福島の東日本大震災の復興支援で活躍の後61年振りに故郷の川口へ戻り、後新国立競技場の東ゲートに展示されるようです。
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「川口生まれの聖火台」は別の一基が市内の青木町公園に展示されています。駅前展示の聖火台はこれを移したと思っていたのですが違っていました。2mを超える大型鋳物作品を数ヶ月で納品との依頼を受けた鋳物工場では、大変なご苦労の末この一号機を完成したのですが事故により破損してしまい、次いでの2号機が納品され旧国立競技場に設置されたそうです。破損した1号機は修理され青木町公園にレプリカではない兄弟機が設置されたようです。
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川口市はかつては「鋳物の川口」といわれるほど鋳物産業が盛んでした。その流れで川口駅付近にはやたらと銅像がみられます。Pt↑)は「働く歓び」という作品名で昭和49年(1974)の富田匠美氏の作品です。駅前再開発以前はこの場所ではなかったのですが、鋳物製造過程の湯汲という作業の模様ですが「肥溜めを汲上げる男」という感です。
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吉永小百合氏を一挙に有名にした映画が1962年公開の川口を舞台とした「キューポラのある街」です。白黒暗い感じの映画としか記憶にありません。今ならあまりに陳腐な話で呆れるでしょう(苦笑)。Pt↑)がそのキューポラです。要はシャフト型の溶解炉です。小型版が「甑/こしき」でこちらの方が有名です。
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久々なので、まだあるのかいかと思ったのですが、りそな銀行の前にある妙な郵便ポストです。昭和40年頃までは川口市内の鋳物工場で丸型の赤い郵便ポストが製作されており地場産業の鋳物を知って頂くために制作されたそうです(苦笑)。
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「なんじゃこれっ」と思ったのが川口駅舎にあった横断幕です。『本当に住みやすい街大賞2020【あるんかそんなの】第一位川口』…知りませんでした。地場産業が衰退しマンションばかりが林立、元が工業地域だけに空気が悪く、商店街は衰退し「そごう」も撤退のような、西川口ソープ街を廃絶したら中国人やらに乗っ取られあらゆる中華料理が食べられる街に、東京駅まで30分弱といってもJR川口駅の通勤時間帯は積残しの連日の大騒動。新駅を造って中距離電車を止めろ要求とは…。馬鹿いうでないっ!
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