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1969年デビューのマウンテン、デビュー直後でWoodstockに登場ですから只者ではなかったような(笑)。実質的活動期間は2年半程度ですがCreamのプロデューサーだったフェリックス・パッパラルディの仕掛けということで期待しました。フェリックスのベースのリフに沿ってアドリブが展開していく手法は斬新で、ガタイの割には繊細なギターのレスリーとの組み合せはいまでもお気に入りのバンドです。Pt↑)は2008年に再発のマウンテンの紙ジャケシリーズです。発売告知時に入手しています。後年、悲劇的事件となるのですがパッパラルディの奥さんのイラストの質感も含めさすが日本製の紙ジャケです。レスリー・ウェストの【ソロ】・有名曲ばかりの【クライミング】・【栄光のマウンテン】そして【ナンタケット・スレイライド】。最終作の【雪崩】はあきらかに失敗作でしょう(苦笑)。
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【Fillmore East Last 3 Nites】のBoxです。ここのでの音源がオフィシャル盤【悪の華】となっています。音はブート並みですが、ボツ曲が含まれフルの演奏のようです。「ロール・オーバー。ベートーベン」から「ミルクと蜂蜜の夢」へ続くメドレーではレスリーが様々な奏法を駆使しています。ベースのブイブイ感、コーキーのリム・ショットなどたまりません。このBoxには他にもそうそうたるバンドが登場しています。
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Ptの上段はオフィシャルライブ盤【暗黒への挑戦】での「ナンタケット・スレイライド」は17分の長尺となっています。このライブ作品は各地での寄集め音源ですが、近年の「1971.12.14 NewYork公演」ブートにはナンタケ(17分)以外の全曲が収録されているようです。下段はマウンテン解散後に「レスリー・ウエスト、ジャック・ブルース,、コーキー・レイング」の3人で来日公演の予定が寸前でジャックが逃亡。日本公演は急遽マウンテンの再結成となりました。この時の日本制作のライブ盤が【異邦の薫り】、ここでのナンタケは32分(LP2面分)となっています。某評論家により『音の拷問』と評価されましたが、巨漢のレスリーが持つレスポールJrはとんでもなく良い音で「拷問のごの字」もありませんでした。体調がヘロヘロだったのはご愛敬です。この日本制作のライブ盤は、2008年の紙ジャケでは「ナンタケ」の位置がオリジナルLP順でプラケのUS盤ADDCDではコンサート順となっています。
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マウンテンは同様「ウエスト・ブルース&レイング」も短命でした。同時代の「ブラインド・フェイス」、「BBA」、「KGB」などのスーパー・グループは1作での分裂や解散に比べればWB&Lの3作発表はよくもったものです。レスリー・ウエストは70歳を超え糖尿病により足を切断するなど昔の感じではありませんが、まだまだ現役のようです。PT↓)は実態がよく判らない部分もある「オフィシャル・ブートレグ」というシリーズです。Woodstock のデビュー・ライブやレスリーのソロ・ライブを含むCD16枚があります。「オフィシャル・ブートレグ」というのもマウンテンが早かったような気がします。このシリーズを集めるのには5年以上かかりました。最近ではアメリカのラジオ番組King Biscuit Flower Hourからの1973年12月のライブが出ましたが、「ナンタケ」は短く編集され物足りない編集となっています。
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