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長い年月ご無沙汰だったネェちゃんと久々に食事をしたら「あれッこいつこんなにつまらん奴だったっけ」というのはよくある話です。ピンクフロイドがまさにそれで、部屋の隅で埃を被っていた「ピンク・フロイドBOX 14作品 ボックスセット 限定盤」を根気よく聞いてみました。「知ってるかピンク・フロイドってビートルズよりすげぇらしいぞ!」情報通(笑)の同級生が「なんでもすげぇ前衛バンドなんだって」それでも興味が湧きませんでした。
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当時とは時代も情報も違い、なにより音楽の感性が大きく違います。その耳で今聞いてみると、シド・バレット期は過大評価です。シドがおかしくなり(60歳まで生きていました)ギルモアが入ってロジャーが主導権をとっての時期、今でもまともに聴けるのは「狂気」と「炎」と「アニマルズ」くらいでオマケが「原子心母、「ザ・ウォール」がロジャーの限界で分れ分裂は正解だったでしょう。ロジャー期のブートは出来不出来が激しくかなりの確率でハズレです。こんな高額のBOXをホイホイ買うのは当時LPが買えず悔しい思いをしてきた今オヤジ達くらいでしょう(笑)。
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1985年ロージャの脱退で例えるならロジャー・フロイドとギルモア・フロイドに分裂します。ロジャーの「フロイドのまねごとをしたニセモノ」と非難しますが結局ギルモア・フロイドに部があったようです。いうならばギルモア・フロイドは壮大なスケールで展開するブルース・バンドで光と映像を駆使した壮大なステージ、何よりギルモアGの絶妙なトーンと多彩なチョーキング。とくにお勧めは1987年頃のギルモア・フロイドのブートはハズレなしです。