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実はジェフ・ベックはどうにも苦手です。聴かず嫌いという訳ではなく、ストラトの指弾きでなんでこのトーンやフレーズができるのか?どうにも完全にギブ・アップなのです。昔はよかったというと情けないのですがSony MusicからのBoxSetの時代で時計の針は止まっています(笑)。「Jeff Beck Live」辺りからは恐れ入りましたの連続です。旧作品となるBox Setが2種類あります。Pt↑)は「Rough & Ready」、「Jeff Beck Groop」、「Blow By Blow」、「Wired」、「With Jan Hammer」の2CDです。いずれも名盤ばかりで文句なしです。
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第2集との収録CDも名盤ばかりなので、1CDあたりでは¥500ほになるBoxSetが2種類で10作品が手に入ります。その気になって揃えようと思うと手間と時間が必要になります。ダブルCDが生じますが、そこは見ないふりです(苦笑)。陳腐な日本語解説は必要なく、チープな紙ジャケながらも音が結構良いのでお得です。
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20数年前のBox Set創世記に発売された「Beckology」と称する3枚組でヤード・バーズ加入以前からBBAの未発表曲など1990年頃までの音源で構成されます。その後の活動期間の方が長くなりましたが、今のベックならこの手のBest盤の発売は絶対にOKしないでしょう(笑)。箱が箱でフェンダーのツイード・ケーズを模した箱を開けると解説書には当時のジェフ・ベックモデルのストラト。箱の内側には弦で擦れた跡までが再現されています。こうなると処分し難いものがあります。
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このオヤジは最近はコンスタントにライブ盤を発表しています。元々作曲の才能は?ですから活動の場はライブなのでしょう。ジェフ・ベックが苦手なのは、親指弾きでの絶妙なトーン、指板タッチの微妙さ、ストラトのアームの多彩さなど音色へのこだわり、どれをとってもとてもマネできません。つまりは”上手すぎて苦手”なのです(笑)。それにしても唯の気まぐれ屋なのかその手の趣味なのか、Pt↑)ライブのゲストが多彩なのですがどう聞いてもコイツがと思うお方も混じっています。