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大國魂神社から北方向へ続く「馬場大門欅並木」は源頼義・義家の親子が「前9年の役」で奥州へ向かう途中で戦勝を祈願、凱旋時に欅苗木を奉納したことによります。欅並木途中には源義家(八幡太郎義家)の像がありますが、この親子はとにかく神頼みの戦勝祈願ばかりしています。奥州豪族の阿部氏の反乱の前9年役は実質12年続き、親子は味方が10名以下となるほどの大敗を喫し、辛うじて清原氏の加勢で辛勝します。「勝利凱旋」なんでしょうかねぇ。
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旧甲州街道と府中街道の交差点の「府中高札場跡」です。江戸時代、宿場の中心地に幕府の政策や禁止令など生活に密着した多岐に渡る情報を高札場に掲示します。故吉村昭氏の作品の「桜田門外の変」の指導者・関鉄之助(高野長英)の指名手配情報も掲示告知されたのでしょう。似顔絵とプロフィールの捜索情報ながら検挙率の高さには驚かされます。高野長英の場合、生国・陸奥、丈高く太り候方、面長にて角張候方、色白く、眉毛薄く、目尻下がり、黒目赤き方。これで「アイツ怪しいゾ‥」となったのですかねぇ(?)
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武蔵野線・府中本町駅前は東京競馬の開催がないと閑散としています。改札から大國魂神社へ向かうとガラ~ンとして広場があります。実はここは歴史的遺構で8世紀初頭に存在した武蔵国の国司館の遺構であり、1590年代には豊臣秀吉が小田原征伐と奥州仕置で関東に滞在した際に徳川家康が秀吉接待の為に造った御殿跡でもあります。元はイトーヨーカードの駐車場だったそうで、現在は「国司館と家康御殿史跡広場」となっています。
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