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旧鳩ケ谷市と云っても知名度は低かったと思います。平成23年(2011)に川口市と合併し「鳩ケ谷市」は消滅しましたが。合併前は「蕨市」の次いで国内で2番目に小さい「市」として有名で高額運賃の埼玉高速鉄道が開通するまでは最寄りの鉄道駅まではバス利用しかなく 「陸の孤島」と云われたものです。有名人といっても大場久美子くらいですからねぇ(笑)。
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さて「鳩ケ谷総鎮守・氷川神社」ですが、何度も触れてきたように大宮を総本社とする氷川神社は関東に数多くあります。実際は神社自体のレベル差はかなりあり残念な状態の神社も見かけます。鳩ケ谷氷川神社はコンパクトながらも総氷川神社でも上位に位置するようです。創建は応永元年(1394)とされ旧鳩ケ谷宿の高台に鎮座する古社です。
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ご祀神は須佐之男命(素盞嗚尊 )と稲田姫命(イナダヒメノミコト)の夫婦神で縁結びの神や夫婦円満の神として人気があるようです。まぁ稲田姫命はヤマタノオロチ事件の時は民間人で須佐之男命と結婚することで「命」となるのですが、以後は記紀も登場しない方です。多くの氷川神社は須佐之男命だけが祀られ夫婦が祀神は意外と少ないようです。
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楼門から拝殿までが近くコンパクトな造りと思わせるのでしょう。境内社は多く氷川さんとは裏表の須賀神社(牛頭天王)・八幡宮や浅間神社、弁天宮、三峯神社、稲荷神社さらには日露戦争時の戦没者慰霊碑など18社の境内社が鎮座しています。
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本殿裏には日本武尊を祀る古峯神社と猿田彦が祀られています。この導きの神・猿田彦は境内社として祀られることが多い謎の神様なのです。Pt↑)はご神木の「夫婦楠」ですが実にデカイです。夫婦の樹木が並んでというのは良く見かけますが根元からというのは珍しいのではないでしょうか。実測は不明ですがビル5階くらいかと…?
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旧鳩ケ谷宿は徳川将軍家の日光東照宮参拝のため整備された「日光御成街道」の宿場町として栄えましたが、将軍家の専用道路的な脇街道なのでどんなモンだったのでしょう。徳川家康の東北出陣の際に立寄ったとありますが疑問です。旧鳩ケ谷市は「陸の孤島」というイメージしかありません。今回も帰路は蕨駅までバスを利用しましたが30分弱(¥250)とは、ひと昔まえの東京通勤者は大変だったことでしょう。
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楼門から参道の坂道を見ます。この坂の下を見沼代用水が流れ神社は大宮台地上に位置しています。
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昔はこの坂道が主たる参道ようで一の鳥居(?)の朱が鮮やかです。なんとなくあの雰囲気が残ります。